誰かが私にキスをした 3回目

さて、きのうは1日ということで、わたしの夢のひとつでもあった、バイト上がりに映画を見て帰るっていうちょっとOLさんみたいなことをしてきました←
思いのほか人がたくさんいました。3回目になると、余裕をもって映画を楽しめますね!!
以下感想ー。ネタバレしています☆















  • 病室でミライが変なジャケット着てるところ。袖まくってるんですねwなんか、おしゃれwwあと「思い出すきっかけになればいいと思って…」っていうところの言い方が好き。
  • 誕生日に渡したCDをまだナオミが聞いてないと知って、ぷんすかするところ。「結構時間かけたんですけどっ」がねー。いいよねー。敬語になっちゃうところが皮肉っぽくていい。ナオミとミライの会話は全部好き。
  • はいくでもつぶやいたのですが、2回目みた時に「いっぱいいっぱーい」ってところがツボだったんですけど、昨日見たら思ったより普通のトーンだった。たぶん、2回目→余韻→3回目の余韻の間に、だいぶオーバーリアクションに書き換えられてたみたいwwわたしのキオクwwでもツボであることには変わりないけど。ナオミが殴られたあとの「大丈夫?」って頭をよしよしするミライがてごしらしさMAXですw
  • 写真のプロジェクトでジャクソン・ポロック風にするってアイディアはユウジが考えたんだっけ?原作忘れましたが…ナオミが先生に「過程に重点を置いて撮った」って説明してるんだけど、ナオミの心境の変化にも通ずるところなのかな。それまでは今にこだわってたけど、キオクをとりもどしたことと、過程(それまでの時間の流れ)を重視してることがリンクしているのかなと。
  • そうだ、車でイヤーブックについてナオミとミライが話してるところ。過去が未来への展望であり、大切な過去があるからこそ不確定な未来へとはばたける。いいイヤーブックはいい宇宙だって作れる、って言うセリフが好きです。
  • この映画のキーポイントはキオクなんだろうと思うけど、写真とキオク、自己とキオク、写真と自己って同じ関係性あるなと思いました。キオクは他者とのつながりであり、自己を規定するものであり、写真は記憶をつなぎとめるものであり、他者へのまなざしであり、他者からのまなざしでもあるみたいな。人と人とのつながりってもろいなぁと。
  • 写真と死ってのも深いつながりがあるのかもと思いました。身近な人の死を経験したひとって写真をとるようなきがする。
  • あと、意味深な金魚のシーン。黒がシドでオレンジがナンシーだったっけ?なんかシド&ナンシーっていう映画があって、セックスピストルズのベーシストがドラッグに溺れて恋人のナンシーを殺してしまうっていう話らしいけど、それから来てるのかな?借りてみようかと思ったけどそういう気分じゃないからやめましたww
  • 長野に行く電車のなかで、CDをナオミにあげて「ラブソングもあるけど全部身もだえしそうなやつばっかりなんだ」って、あんたそういうの好きじゃんって思わずつっこんだw
  • 桜祭りの中吊り発見wまさに今がそうだよ!!!!
  • なんかどのキャラクターも愛おしいんだよね。エースもおもしろいし、アリスもユミもその他大勢の生徒もそう。ウィニーちゃんが3回目にしてようやくかわいいってきづいたw矯正がいいと思う。そんでミライと手をつないで歩くところがかわいい。あと長谷川先生の発音が好き。「poor darlin'」っていうところとか。
  • 次行く時はエンドロールで流れるうたの歌詞をちゃんとみたいなって思いました。

カンバセーションズもみたけど、おもしろかったです。ほんとに会話って感じ。同じセリフを2つの画面で違う感情で言ったりしていて、こういうことがハンスはやりたかったのかなと思いました。ロングヘアーが好きとか、女は現実的で男はロマンチストなところとか、ちょっと誰キスと通じるところもあってよかったです。2人の会話がまさにエネルギーのぶつかりあいって感じで、テンポが速かったり、冗談いって笑ったり、かわいかった。
私の理想の関係って、悪口とかいいながらもお互いに思い合ってるっていう関係性なんですけど、この2人も、ミライとナオミもそんな感じだなって。いいなーーーー。